海自艦・漁船の真実のために

航行安全対策を確保するための真実追及を提言
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2008年02月27日(Wed)
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海自艦・漁船の真実のために

防衛省バッシングに向けて、マスコミや識者(?)に加わり、
海保(国交省)官吏連中の面子争いに発展している感がある。

漁船側に航行優先権があり、海自艦のミスがあったことは認めるとしても、
海自艦に全責任を負わせることでの落着は、万全の解決にはならない。
ヨチヨチ歩きの幼児を跳ね飛ばした暴走車・・・ではない。

そこで、これまで述べた私の見解(疑問)を整理しておきたい。
[大前提]
1.右側(漁船)航行優先の「原則」は理解する。
2.漁船団は15ノット、海自艦は10ノットで航行中。
3.現場は広い海であり、単純に「交差点」感覚では捉えられない。

[疑問の数々]
●漁船団が接近する灯火を発見し、あるいは回避行動をとる際、
 [清徳丸]がお互いの無線連絡に終始加わらなかったのは何故か。
 自動操舵とし、見張りを怠ってはいなかったか。

●[清徳丸]が10分前に「ライト発見」の無線連絡をしたという話もある。
 これが事実かどうか、確認はとれないのか。
 にもかかわらず直前まで15ノットで直進するのは、無謀ではないか。
 ルール通りとは言え、僚船の行動とは全く異なるのは、何故なのか。

●僚船が海自艦に物申すのは受け入れるとしても、
 同僚の[清徳丸]の行動には一点の疑問もないのか

●漁船側にとって、今回のような回避行動は初体験か。よくあることか。
 その場合の相手は何か。(海自、タンカーetc、漁船・・・)

●これまでに他船と交差する際、逆に自らの誤判断などで、
 相手船に危険を感じさせたことはないか。
 衝突以前、衝突未満を数多く体験してはいないか

○弔い合戦のような気持で海自艦を叩くのはやむを得ないかもしれない。
 しかし、居丈高に「海自の非だけ」をあげつらって済む話ではない

○漁船側も自省しつつ、今後の航行対策を講じなければ、進歩はない。
 海は、自分らだけのものではない。

国交省(海保)などの官吏が防衛省より優位に立とうとし、
野党連中が政局にすることで政権打倒を謀るのも、あえて目をつむろう。
だが、メディアや識者とやらが真実を捨てて踊り狂うだけの様なのは、
嘆かわしくて仕方がないのだよ。