海自艦と漁船の真実は?
「あたご」の一方的悪玉コメントが満ち溢れている。
海自艦側に確かにミスやポカがあったにせよ、
もしメディアや識者連中の判定が100%正しいとすれば、
東京湾に入る大型船は、右側からの漁船を永久に横切れない。
今回の場合は[幸運]の約3キロ後方に[清徳]が、
その後方約2キロの左右に[金平][康栄]がいた。
僚船の[長一]もどこかで「あたご」を横切っているし、
その他の漁船等もいたはずである。
●疑問の1
この船団は大型船の接近をキャッチし情報交換をしたが、
[清徳]はその間何故沈黙のままだったのか。
●疑問の2
[幸運][金平][長一]は回避行動をとったが、
[清徳]は何故無言のまま直進を続けたのか。
●疑問の3
[康栄]は直進のまま「あたご」と交差している。
[金平]も躊躇しつつ[康栄]側に寄って回避した。
[清徳]は何故衝突直前になって右への回避行動をとったのか。
「こちらの直進が優先」とばかりに捨て身の権利主張をしたのか。
●疑問の4
東京湾に到るまで「自動操舵」とし、見張りを怠っていなかったか。
[康栄]同様に直進が安全であったにもかかわらず、
直前に気付いたため、動顛して右折してしまったのではないか。
(対向船の巨体を見て、その針路方向を見誤ったのではないか)
以上、[清徳]は「航行中から黙して語らず」の状態だったようで、
これが気になって仕方がない。(朝日20日朝刊を参考)
[清徳丸]情報がマスコミで全く取り上げられていないが、
ネットで1件だけ貴重な情報を発見した。
【衝突10分前に[清徳]が「ライトを照らされた」と連絡してきた】
という僚船の話だそうで、この僚船がだれかは示されていない。
この情報が時間・内容ともに正しいものであれば、
[清徳]は自動操舵でもなく、気が動顛したわけでもなく、
僚船のようにわが身を護るための行動でもなく、
権利主張だけで身を挺したことになるのだが・・・。
[清徳丸]の親子のためにも、真実を明かして欲しい。
海自艦などの大型船に全責任を負わせるだけでは、
航行の安全は永久に確保できないと思われるのだ。