海自艦・漁船の真実のために
防衛省バッシングに向けて、マスコミや識者(?)に加わり、
海保(国交省)官吏連中の面子争いに発展している感がある。
漁船側に航行優先権があり、海自艦のミスがあったことは認めるとしても、
海自艦に全責任を負わせることでの落着は、万全の解決にはならない。
ヨチヨチ歩きの幼児を跳ね飛ばした暴走車・・・ではない。
そこで、これまで述べた私の見解(疑問)を整理しておきたい。
[大前提]
1.右側(漁船)航行優先の「原則」は理解する。
2.漁船団は15ノット、海自艦は10ノットで航行中。
3.現場は広い海であり、単純に「交差点」感覚では捉えられない。
[疑問の数々]
●漁船団が接近する灯火を発見し、あるいは回避行動をとる際、
[清徳丸]がお互いの無線連絡に終始加わらなかったのは何故か。
自動操舵とし、見張りを怠ってはいなかったか。
●[清徳丸]が10分前に「ライト発見」の無線連絡をしたという話もある。
これが事実かどうか、確認はとれないのか。
にもかかわらず直前まで15ノットで直進するのは、無謀ではないか。
ルール通りとは言え、僚船の行動とは全く異なるのは、何故なのか。
●僚船が海自艦に物申すのは受け入れるとしても、
同僚の[清徳丸]の行動には一点の疑問もないのか。
●漁船側にとって、今回のような回避行動は初体験か。よくあることか。
その場合の相手は何か。(海自、タンカーetc、漁船・・・)
●これまでに他船と交差する際、逆に自らの誤判断などで、
相手船に危険を感じさせたことはないか。
衝突以前、衝突未満を数多く体験してはいないか。
○弔い合戦のような気持で海自艦を叩くのはやむを得ないかもしれない。
しかし、居丈高に「海自の非だけ」をあげつらって済む話ではない。
○漁船側も自省しつつ、今後の航行対策を講じなければ、進歩はない。
海は、自分らだけのものではない。
国交省(海保)などの官吏が防衛省より優位に立とうとし、
野党連中が政局にすることで政権打倒を謀るのも、あえて目をつむろう。
だが、メディアや識者とやらが真実を捨てて踊り狂うだけの様なのは、
嘆かわしくて仕方がないのだよ。
海自艦と漁船の真実は?
「あたご」の一方的悪玉コメントが満ち溢れている。
海自艦側に確かにミスやポカがあったにせよ、
もしメディアや識者連中の判定が100%正しいとすれば、
東京湾に入る大型船は、右側からの漁船を永久に横切れない。
今回の場合は[幸運]の約3キロ後方に[清徳]が、
その後方約2キロの左右に[金平][康栄]がいた。
僚船の[長一]もどこかで「あたご」を横切っているし、
その他の漁船等もいたはずである。
●疑問の1
この船団は大型船の接近をキャッチし情報交換をしたが、
[清徳]はその間何故沈黙のままだったのか。
●疑問の2
[幸運][金平][長一]は回避行動をとったが、
[清徳]は何故無言のまま直進を続けたのか。
●疑問の3
[康栄]は直進のまま「あたご」と交差している。
[金平]も躊躇しつつ[康栄]側に寄って回避した。
[清徳]は何故衝突直前になって右への回避行動をとったのか。
「こちらの直進が優先」とばかりに捨て身の権利主張をしたのか。
●疑問の4
東京湾に到るまで「自動操舵」とし、見張りを怠っていなかったか。
[康栄]同様に直進が安全であったにもかかわらず、
直前に気付いたため、動顛して右折してしまったのではないか。
(対向船の巨体を見て、その針路方向を見誤ったのではないか)
以上、[清徳]は「航行中から黙して語らず」の状態だったようで、
これが気になって仕方がない。(朝日20日朝刊を参考)
[清徳丸]情報がマスコミで全く取り上げられていないが、
ネットで1件だけ貴重な情報を発見した。
【衝突10分前に[清徳]が「ライトを照らされた」と連絡してきた】
という僚船の話だそうで、この僚船がだれかは示されていない。
この情報が時間・内容ともに正しいものであれば、
[清徳]は自動操舵でもなく、気が動顛したわけでもなく、
僚船のようにわが身を護るための行動でもなく、
権利主張だけで身を挺したことになるのだが・・・。
[清徳丸]の親子のためにも、真実を明かして欲しい。
海自艦などの大型船に全責任を負わせるだけでは、
航行の安全は永久に確保できないと思われるのだ。
[あたご]と漁船の位置関係
海自艦と漁船の衝突事件で、漁船側のレーダー図が出た。
漁船の記者会見だそうで、朝日(22日朝)の図解を参照し、
19日からの流れで展開してみた。
結果的には海自艦の罪を問うのはやむを得ないかもしれない。
が、真実を伏したままで一方的に過失を問うのはよくない。
混雑する海域の安全航行のためにも、真実をこそ問いたいのだ。
●3隻の僚船は、後に[金平丸](右)、[康栄丸](左)で、
1.8km の先頭に[清徳丸]が位置する三角形。
最先頭の[幸運丸]とは 3〜3.6km の距離。
●漁船団;28km/h(466m/min)で航行
[あたご];18.5km/h(308m/min)で航行
両者が真っ直ぐ接近すれば;46.5km/h(775m/min)となる。
接近距離 2km なら、2〜3分の余裕がある。
●[幸運丸];2.7km 接近で右折回避し、横切る。
この時、後の僚船は約 6km に接近していることになる。
●[金平丸];3km 以内(21日夕報道では 2km)でかじきり操作。
[康栄丸];直進
[清徳丸];直進(?)、(200m 〜1.2km に接近か?)
[金平丸]等は[清徳丸]衝突を視認していないのか(?)
●[長一丸];約 1.2km 離れて艦の前を横切る。(21日朝報道)
漁船団は5隻といわれているから、[長一丸]も含まれる。
が、[幸運丸]や[清徳丸]らとの位置関係がわからない。
○さて、大型船の船影を発見し、僚船が情報交換しているとき、
[清徳丸]が黙していたのは何故なのか。(19日夕報道)
後方の[金平丸]が回避行動をとっていたとき、
直進しながら危険を感じられなかったのか。
○海上衝突防止法にいう右側優先は、
陸上の交差点の感覚では律しきれないのではないか。
単なる優先意識ではなく、「阿吽」の呼吸だと思われる。
海の男たち同士の心を信じていたい。
海自艦と漁船、真実を見極めるために
19日早朝、海自艦と衝突した漁船が沈没した。
以来、全メディアと識者(?)らが海自艦批判・批難に明け暮れている。
真実のためには、漁船側の行動情報も同じ俎上に上げるべきだが、
同情論・感情論が先立って、冷静さを失っているのが悲しい。
さてそこで、朝日新聞が報じた漁船側情報の一部を拾ってみよう。
[19夕刊](14面)
●軍事ジャーナリスト神浦元彰・・・
漁船についても「海自艦を発見すれば回避はすぐにできたはず。
漁船も見張りがきちんとできていなかったのでは・・・」
[20朝刊](1、38、39面)
●清徳丸は前方100mで右に大きくかじを切った。
●3管は、あたごの右前方にいた清徳丸が衝突を避けようと右にかじを切り、
あたごの正面に来る形になったとみている。
●海事関係者・・・ほぼ真向かいの場合は、
互いの接近速度が大きく、危険が大きい。
わずかに角度が違うと、法律通り右にかじを切れば、
相手の針路を妨げるケースもあり、判断に間違いが生じやすい。
●清徳丸は・・・数隻の僚船とともに出港・・・。
・・・幸福丸の後方3キロの位置を・・・、
・・・約15ノット(約28キロ)で航行・・・。
●幸福丸のレーダに、左舷前方9キロから接近する船影・・・。
「なんの船だ」「タンカーか、フェリーか」
後続の漁船同士が無線などでやりとりを始めた。
・・・清徳丸・・・船長の声はなかった。
●幸福丸は・・・横切る形で前方を通り抜けた。
後続の船は無線で連絡し合い、・・・次々とかじを切った。
清徳丸はこのときも無線連絡に反応しなかった。
●金子丸・・・船長・・・漁船5隻が約3キロ内に集まっていた。
左右どちらによけるか迷ったが、最後は左によけた。
[20夕刊](1面)
●あたごは・・・10ノット(約18.5キロ)・・・
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○朝日の報じた情報だけでも、漁船側の疑問点が垣間見える。
○対抗する歩行者や自転車が、左右に避け損ねてぶつかることがある。
海上衝突防止法は原則・基準であって、危険回避は千差万別。
金子丸が左によけたのも違法ということになる。
飛び出した幼児や自転車の過失は不問とし、はねた車だけを批難し、
一方的に「前方不注意」で処断してしまう風潮を思い出してしまう。
○また、海自艦側は、判明情報を次々に開示し批判に耐えているが、
漁船側については、憶測情報・想像的意見が飛び交い(特にテレビ)、
真実が隠れてしまう恐れを感じている。
○海保は、清徳丸のGPS器材を確保したはずだが、朝日の報道にはない。
漁船5隻の行動を含めた、詳細な分析が待たれるところである。
日本の野次馬報道
「冷凍ギョーザ」事件で、中国政府がオロオロ・・・。
「日本は未確認のまま、攻撃的な報道をする」と嘆き、
中国的統制報道への転換を要求している。
かつて小泉首相が平和的靖国参拝をしたとき、
これを捻じ曲げて喧伝したのは、日本の野次馬報道だ。
小泉君は中韓やアジア諸国を敵視することなど考えてもいない。
が、その野次馬の尻馬に乗ったのは、「中韓政府」だった。
今まだ「政府=報道」ではないことを理解していないのか。
いやいや、「靖国」では野次馬を外交カードに利用し、
「ギョーザ」では振り払いきれない「火の粉」になっただけか。
中韓のおエライさんたちよ。
もう日本の「反日報道」連中を利用するのは止めようぜ。
もっと文明国的大人(タイジン)になろうよ、ね。
中国の将来と、世界の破綻
中国は、あるときは「発展途上国」であるといい、
現実には核兵器、宇宙衛星打上げ、等々の力を誇示し、
貧乏人を捨て置きながら巨万の富を持つ連中が世界に席巻している。
その国は以前から「一人っ子」政策で過剰人口を抑えようとしている。
膨大な人口を抱えて、やむを得ないとは思うものの、
近い将来、日本以上の高齢化社会を迎えることになる。
その時、国を支える労働力は不足し、生産性も介護力もなく、
人は皆、「飽食・贅沢三昧」に溺れ、国内産物は枯渇し、
結局は他国の産物を奪い、世界の秩序を壊す道しかない。
そんな未来が見えている。
今の中国だけを見て、希望的に楽観することは許されない。
今、中国自身が将来を見据えて、世界との調和を図らなければ、
恐ろしい未来を招いてしまうのは必定ではないか・・・。
ああ、恐ろしい。
毒入り冷凍餃子の犯人確保か?
毒入り冷凍餃子について、
中国は面子をかけてぎこちない解決行動に出ていたが、
日本側を巻き込んでの「ウヤムヤ」は断念したようだ。
すでに中国での「容疑者確保」について取り沙汰されている通り、
中国政府として「一件落着」を図りたい意図が見える。
さて、ここで絶対の「真実追求」について言って置きたい。
北京五輪や日中友好や国際的面子のためだけに、
「不平・不満分子」の暴発とか何とかの理由付けをして、
無実の農民工たちを「人身御供」にするようなことは避けて欲しい。
真の犯罪者を逮捕し、すべてを明らかにすることを切に望みたい。
福田君、しっかり指揮を執ってくれよ。
胡錦濤君を笑顔で迎えるためにも、一切の妥協してはならないのだ。
冷凍ギョーザ・毒薬テロ
中国の毒入り冷凍餃子の顛末として、
製造作業等の安全管理の問題は免れそうになって来た。
国の面子をかける中国にとっては、安堵するところであろう。
だが、「毒薬食品テロ」としての疑惑は限りなく重い。
・単に、会社の信用失墜を狙ったものか。
・日中の激しい背反を期待しての転覆行動か。
・中国の権威を貶めて、北京五輪の崩壊を図ろうとしたか。
・日本の自作自演を疑わしめて、反日意識を昂揚しようとしたか。
・中国の食品安全管理の不備を装うことで、現状破壊を図ったか。
数限りなく、「テロ意識」の内容を上げることができる。
願わくば、中国政府は誠意ある解決に努力して欲しい。
「食品安全管理」の更なる向上はもちろんであるが、
「テロ行為」の犯罪実態を徹底的に解明しなければならない。
北京五輪と、中国国民のために・・・だ。
反面、日本政府としても、日本側の「不逞の輩」が一枚噛んでいないか、
しらみつぶしに調査しなければならないのだ。
それにしても、TVの有象無象が勝手なコメントを撒き散らし、
したり顔をしているのが不愉快でならない。
李明博NEXT大統領と朝日
李明博・次期韓国大統領が日米韓3紙と会見した、と。
2日の朝日の記事を一応読ませて頂いた。
見識ある李君の登場に、取敢えずは期待感を持ちたい。
そこで、関連記事(市川速水君)の言葉尻を抜書きして、
「朝日の感覚・観念」に異論を呈して置きたい。
[その1]
「靖国神社参拝で亀裂を招いた小泉元首相に関しては・・・」
「靖国で亀裂を招いた」のは小泉君ではない。
ただ先人の霊を詣でたのであって、他国を敵視などしていない。
中韓国こそが優位を得ようと、殊更に亀裂を広げたものであり、
ご注進に専念した朝日・NHKらメディアの罪でもある。
[その2]
「指導者間で「反日」と「嫌韓」のキャッチボールにならないよう・・・」
韓中国はことごとに「反日」活動を国を挙げて発動するが、
日本国は当然ながら意見を述べることはあっても、
政府が「嫌韓・嫌中」行動を先導・主導したことはない。
小泉君に靖国参拝を継続させた上で、
その結果において、日本が中韓に敵対行動をとるかどうか、
単なる日本国内問題であったかを知ることが大事だったのだ。
日本のマスコミに踊らされた中韓首脳は、
かつての「大人(タイジン)」ではなくなったということ。
李明博君が「大人」として活躍されるよう期待したい。